部活動の地域移行について

更新日:2024年10月31日

部活動の地域移行とは

少子化により子どもたちの活動を持続的に充実していくことが難しいことや、教員の業務負担等を背景に学校だけでは部活動を支えきれなくなっていることから、全国的に中学校の部活動を学校単位から地域の活動に移行していくこととなりました。

部活動と地域クラブの違い

部活動と地域クラブの違い
部活動と地域クラブの違いを各項目ごとに説明します。

部活動地域移行のメリットと課題

メリット

生徒がチャレンジしたい活動の選択肢が増える可能性があります。
より専門的な指導を受けられる可能性があります。
学校活動以外での交流が生まれる可能性があります。
教員の長時間勤務の削減につながります。
地域のスポーツ・文化活動の活性化ができる可能性があります。

課題

運営主体の選定
実施主体、指導者の質と量の確保
活動場所の整備・確保
保険の整備
兼職兼業の整備
受益者負担の検討
各方面への説明
大会・コンクール等の在り方
市ガイドラインの検討

所沢市の部活動地域移行を検討を始めています!

所沢市地域部活動検討委員会

令和5年4月より、「所沢市地域部活動検討委員会」を発足し、所沢市の部活動地域移行の方向性や手立てについて話し合っています。
検討委員には、学校・PTA・スポーツ団体・文化団体・学識経験者・教育委員会の代表者が参加しています。

所沢市部活動地域移行のロードマップ

令和5年9月29日現在の所沢市部活動地域移行のロードマップです。所沢市の目指す姿は、1、当面は休日の学校での部活動を地域クラブ活動へ移行。2、将来にわたり子供達がスポーツ・文化芸術に継続して親しむことができる機会を確保。3、地域の持続可能で多様なスポーツ・文化芸術の環境を整備し、子ども達の多様な体験機会を確保。4、学校の働き方改革を推進し、学校教育の質を向上。の4点です。令和4年度に国の提言が出され、令和5年度より検討委員会による会議をスタートしました。令和6年度は休日の部活動地域移行の体制を整備します。令和7年度は休日の部活動地域移行の検証開始。8、9年度は検証を拡大する予定です。
現時点での所沢市のロードマップです。

まずは、休日の部活動の地域クラブ移行を考えています!

休日の地域移行の予定です。令和5年度6年度は、学校部活動。令和7年度は地域クラブ活動のモデル実施を開始する予定です。令和8年度9年度はモデル実証を拡大し、令和10年度に休日に関しては地域クラブ活動に移行をする予定です。
現時点での休日の部活動の実施体制の予定です。

関連リンク

お問い合わせ

所沢市教育委員会 学校教育部 学校教育課/教育総務部 スポーツ振興課
住所:所沢市並木一丁目1番地の1 高層棟6階
電話:04-2998-9238(学校教育課)04-2998-9248(スポーツ振興課)
FAX:04-2998-9167

a9238@city.tokorozawa.lg.jp(学校教育課)a9248@city.tokorozawa.lg.jp(スポーツ振興課)

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