所沢市上下水道事業のあらまし

　所沢市上下水道局は、平成25年度に水道事業と下水道事業とを組織統合し、両事業を地方公営企業法の全部適用としました。このことによって、市長部局からの独立性を高め、現在に至っています。
　水道事業と下水道事業は、最上位計画である所沢市総合計画のもと、その体系の中でそれぞれの経営計画を策定して各事業の展開を図っていますが、一方で、上下水道局全体として組織統合によるスケールメリットを活かして事業を展開し、合理的な経営を推進することが求められています。
　また、上下水道局の経理は、水道事業と下水道事業それぞれの会計で行っており、さらに、その予算は「収益的収支予算」「資本的収支予算」の2本立てとなっています。このため、一般会計予算に比べ、上下水道局における全体予算は捉えることが難しくなっています。
　所沢市上下水道事業のあらましは、こうした考え方のもと、上下水道局が持つ事業と予算を取りまとめることで上下水道局全体を俯瞰し、もって上下水道局が展開する事業の効果を最大化することを趣旨として策定するものです。
　なお、本局における中長期的な経営の基本計画は「 所沢市水道事業経営計画」及び「 所沢市下水道事業経営計画」です。
　所沢市上下水道事業のあらましは、所沢市総合計画実施計画、所沢市水道事業経営計画、所沢市下水道事業経営計画の関連性を「見える化」し、単年度の事業計画を示すものです。