所沢ブランドの推進とまちの活性化

　本市には、狭山湖や狭山丘陵に代表される都市近郊の豊かなみどり、歴史の中で育まれてきた重松流祭囃子などの伝統文化や歴史的建造物、狭山茶・さといもなどの農産物、焼だんごや手打ちうどんといった食文化、「音楽のあるまちづくり」に代表されるモダンな市民文化など、市民が誇りに思う「所沢ブランド」が数多くあります。そして、まちの活性化を図るためには、こうした他市にも誇れる本市の魅力を十分に活かしていくことが必要です。
　本市では、東京2020オリンピック・パラリンピックの開催時期に合わせ、東所沢に新たな文化の拠点となる「ところざわサクラタウン」が開設するとともに、西武ドーム球場周辺のボールパーク化が計画されるなど、今後、国内外から多くの観光客が本市に訪れることが見込まれています。国内はもとより、海外にまで本市の魅力を伝えることができるこうした機会を捉え、インバウンドに対応した多言語表示や通信環境整備といった基盤整備をはじめ、地元商店や地域における観光客受け入れに備えた取り組みなどを推進し、観光を軸とした魅力とにぎわいの創出のため、豊かなみどりと文化の魅力を伝える「所沢ブランド」を発信します。