所沢郷土美術館主屋・長屋門・土蔵

　所沢郷土美術館（ところざわきょうどびじゅつかん）主屋（しゅおく）は、木造平屋建て銅板葺きの建造物で、平塚家11代の平塚宗順精信（ひらつかそうじゅんきよのぶ）によって建てられました。平塚家は、9代から12代まで4代にわたり医師を輩出した家で、9代の菊川儀角は、川越藩主・松平大和守家の侍医を務めた医師です。式台玄関から奥の間に至る接客空間の意匠は、川越松平藩の侍医を務めた医家の格式を伝えるもので、貴重な近世住宅遺構として、所沢市内において初めて国の登録有形文化財になりました。
　主屋は私設美術館の「所澤郷土美術館」として公開活用されており、見学することができます。
【登録年月日】平成17年2月9日
【所在地】所沢市久米1447番地の1

　所沢郷土美術館（ところざわきょうどびじゅつかん）長屋門（ながやもん）は、木造平屋建ての建造物で、主屋と同じく平塚宗順精信（ひらつかそうじゅんきよのぶ）によって建てられました。当初は茅葺きでしたが、現在は桟瓦葺きです。
【登録年月日】平成17年2月9日
【所在地】所沢市久米1447番地の1

　所沢郷土美術館土蔵（ところざわきょうどびじゅつかんどぞう）は、土蔵造2階建て瓦葺きの建造物で、外壁を白漆喰で仕上げ、開口部を黒漆喰で飾っています。
【登録年月日】平成17年2月9日
【所在地】所沢市久米1447番地の1

　主屋は私設の美術館「所澤郷土美術館」として公開されており、市内在住の芸術家による絵画・彫刻・書・工芸品などが展示されています。

4月から11月の日曜と祝日　※12月から3月は休館

午前10時から午後4時30分

無料

西武池袋線/新宿線「所沢駅」（西口）下車　徒歩約15分
市内循環「ところバス」南路線（吾妻循環コース）「南陵中学校下」下車すぐ