岩岡家文書
更新日:2015年2月20日
岩岡家文書は、江戸時代の村方名主史料と明治時代の村行政史料で構成されており、総数は1万点を超え、家伝の史料としては所沢市内最大の文書群です。
江戸時代の村方文書は、岩岡家が旗本武蔵家知行武州入間郡山口町谷村名主と、代官支配地武州入間郡岩岡新田名主を世襲したので、2か村にわたる内容です。文書のほぼ上限をしめす寛文期(1661年~1673年)の検地帳は、町谷村のほか勝楽寺村・堀口村・岩崎村なども含まれ、現在の山口地区の全容を窺うことが可能です。
また、近代の村行政文書は、幕末期から維新政権の地法的展開を克明に検証しうる文書群です。同家文書は、さらに明治市町村制以降、近現代に至るまで保存されており、地方政治や村人の諸生活全般を詳細に伝える史料として質量ともに豊富であり貴重です。
【指定年月日】平成21年4月1日
【所在地】所沢市並木六丁目4番地の1(所沢市生涯学習推進センター)
元禄三年検地帳
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