所沢市認知症の理解を深める講演会を開催しました
更新日:2024年7月17日
概要
開催日時
令和6年5月27日(月曜) 午前10時から12時
実施会場
所沢まちづくりセンター ホール
講師
・丹野智文氏
自動車販売会社でトップセールスマンとして活躍中の39歳の時に若年性アルツハイマー型認知症と診断され、認知症への社会的理解を広めるため、全国各地で講演活動や書籍を出版するなど啓発活動をされています。
認知症当事者のためのもの忘れ総合相談窓口「おれんじドア」を開設し、実行委員会代表を務めていらっしゃいます。
令和5年には、丹野氏の実体験をもとにした映画「オレンジ・ランプ」が公開されました。
・北川なつ氏
ケアマネジャーや介護福祉士の資格をお持ちで、介護施設で勤務されたご経験から、介護や認知症をテーマにした漫画を描かれています。
内容
タイトル「認知症のある人の暮らしの知恵~それは色んな立場の人に役立つ知恵袋」
認知症当事者の自分で決めて続けてきた工夫や暮らしやすくなる知恵が紹介された、タイトルと同じ冊子を配布し、冊子を参考資料として用いながらご講演いただきました。
参加者の声
定員を上回るお申し込みがあり、211名にご参加いただきました(関係者含む)。
近隣市町や他県からもお越しいただきました。
丹野氏のユーモアも交えながらのお話に参加者からは幾度となく笑みがこぼれ、北川氏の優しく落ち着いた進行とほのぼのとしたイラストの漫画が盛り込まれた冊子もとても好評で、大盛況な講演会となりました。
参加者の方々からは、
- 本人の意思を大事にすること、本人が納得する選択をさせることが大切だと感じました。
- 認知症当事者の言葉で話が聞けて説得力がありました。
- 当事者の方のお話を直接聞くことができ、生活の工夫などとても参考になりました。今後、自分が認知症になったときには、周りに「助けて」と言える勇気を持ちたいと思いました。
- 認知症ではありませんが、主人が要介護者で現在入所中。お話の中で思い当たり役に立つことが沢山ありました。また、知り合いが認知症です。対応の仕方が勉強になりました。相手を思う気持ちが大事と思いました。
- 認知症は、要素の1つ。物忘れの有無や、やりたくないことは続けられない等、普通の感覚でも人として当たり前であることの向き合い方をあらためて知ることができた。自分も子育て中だが、共通する部分があり、人を尊重し、優しくありたいと感じました。
等のお声をいただきました!
講演会の様子
丹野氏(左)と北川氏(右)
集合写真
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お問い合わせ
所沢市 福祉部 高齢者支援課
住所:〒359-8501 所沢市並木一丁目1番地の1 高層棟1階
電話:04-2998-9120
FAX:04-2998-9138