とことこオーガニック給食通信~vol.1~

更新日:2024年8月29日

学校栄養士で農家さんのところへ見学に行きました

1学期の学校給食が終了し、夏休みに入ったとある日、学校の栄養士でとことこオーガニックの野菜を育てている農家さん達の畑に伺いました。

  • とことこオーガニックとは?? 以下のリンクに載っていますのでご確認ください。

(1)人参を育てるために只今畑の準備中!

生産者の川瀬さんの後ろに広がっているのが、これからとことこオーガニック給食でも使用する人参を育てるために準備をしている畑です。畑をビニールで覆い、太陽熱を利用して土壌の温度を35度以上に上げ、その温度を持続させ土壌を消毒しているとのことでした。堆肥の配合にも色々と工夫をされているお話を伺い、土づくりからとても情熱をこめて作業をされていました。
土壌の消毒を終えると次は種まきです。
川瀬さんの畑では人参が3トンも収穫できるそうです。冬の学校給食にも提供していただく予定です。

(2)夏野菜の畑へ

別の畑に移動し、夏野菜のナスの収穫体験をさせていただきました。収穫時も適当に枝を切って良いわけではなく、主枝か側枝のどちらに実がついているかで、収穫後、節で枝を残すのか、切り落とすのか等の作業があり、農家さん達にレクチャーを受けながら、丸々とおいしそうに成長したナスを採らせていただきました。

(3)落ち葉堆肥農法の現場を見学

世界農業遺産にも認定された〈武蔵野の落ち葉堆肥農法〉。実際に陽子ファームさんの平地林に伺い、落ち葉堆肥を作っているところを見せていただきました。
150人ほどで集めた落ち葉を1年半から2年かけて腐葉土(落ち葉堆肥)にしていき、この期間に山の微生物の働きで腐葉土(落ち葉堆肥)が柔らかくなっていくそうです。
触ってみると、ふわふわサラサラな感触で、においもありませんでした。
この腐葉土(落ち葉堆肥)も他の堆肥と併せながらとことこオーガニックの野菜の栽培にも使われていくそうです。

(4)有機栽培農法で作られた野菜の試食

有機栽培でつくられた野菜をどのようにしたらおいしく調理できるのか・・・
プロの料理人さんに実際に調理をしていただきました。
素材の味を生かす料理にしていただき、一品、一品とても野菜の濃い味を感じられ、美味しくいただきました。
調理法のお話等、栄養士にとって学ぶことがたくさんあり、充実した時間となりました。
学校の子ども達にも少しずつとことこオーガニックの野菜の魅力を伝えていきたいです。

お問い合わせ

所沢市 教育委員会学校教育部 保健給食課
住所:〒359-8501 所沢市並木一丁目1番地の1 高層棟6階
電話:04-2998-9249
FAX:04-2998-9167

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