ふだんの備え
更新日:2021年4月1日
大地震などの非常災害が発生した際、被害を最小限に食い止めるためには、家庭や地域、職場においてふだんから災害に対する心構えをしておくことが重要です。具体的には、災害時の避難場所を確認しておくこと、家族間の連絡方法及びおちあい場所を決めておくこと、地域で進めている自主防災活動や防災訓練に積極的に参加するようにすることなどで、こうした準備をしておくことによって、いざというときに落ち着いた行動をとることが可能になります。
また、日頃の備えとして、救援体制が整うまでの約3日間を目安に、食料・飲料水等の必要なものを準備しておきましょう。
詳しくは、危機管理室までお問い合わせください。
我が家の安全対策は万全ですか?
〔家の中で〕
- 床に散乱したガラスなどでけがをしないように、普段から厚手のスリッパを用意しておく。
- テレビや花びんなどを高い所に置かないようにする。
- 地震の揺れで開いて中のものが飛び出さないように、戸棚の扉などは、止め金具で固定する。
- 石油ストーブなど火気器具や危険物の管理・保管に十分注意する。
- 家具などの置き場所を工夫して、安全なスペースを確保する。
- 食器だなや窓などには、ガラスが割れて飛び散らないように透明フィルムを貼る。
- 火を使用する場所の近くには、消火器や三角バケツをいつも置いておく。
- たんすや食器だな、冷蔵庫などの転倒防止措置をしっかりしておく。
〔家の外で〕
- ブロックべいが倒壊しないように、しっかり補強しておく。できれば、生け垣にする。
- 建物の点検をし、補強しておく。(特に土台、柱、屋根瓦など)
非常持出品は用意してあるか
- 飲料水
- 食料・赤ちゃんがいる場合は粉ミルク
- 救急医薬品類
- 携帯ラジオ・懐中電灯・乾電池
- 現金や貴重品
毎月1回、家庭の防災会議を開こう
- 家具等の転倒防止確認
- 応急手当の知識を身につける
- 消火器具の置き場所の確認
- 火気器具などの安全確認
- 避難場所、避難道路の確認
- 家族の役割分担
- 万一の際の家族の連絡方法と集合場所
- 非常持出袋の点検、置き場所の確認
普段からとなり近所との協力体制を
大地震が起きた場合、広い範囲にわたり、大きな被害が発生することが予想されます。消防車や救急車は、すぐにきてくれるとは限りません。ですから、普段から自治会や自主防災組織などを通じて地域の人たちと交流をはかり、火災やケガ人が発生した場合の協力体制をつくっておくことが必要です。
- 日ごろから、となり近所の人々といざという時の協力体制について話し合っておく。
- 防災訓練に積極的に参加する。
お問い合わせ
所沢市 危機管理室
住所:〒359-8501 所沢市並木一丁目1番地の1 高層棟4階
電話:04-2998-9399
FAX:04-2998-9042