「高病原性鳥インフルエンザ」の発生に伴う 生産者への支援に関する緊急要望について(3月10日発表)
更新日:2023年3月10日
概要
豊かで魅力あふれる地域づくりを目的として、所沢市、飯能市、狭山市、入間市、日高市の5市で構成する「埼玉県西部地域まちづくり協議会」(以下、協議会)では、広域な視点で様々な活動を行っています。
この度、全国各地において家畜伝染病である「高病原性鳥インフルエンザ」(注1)の発生が相次ぐ中、協議会構成市でもある狭山市、日高市をはじめとする埼玉県内の養鶏場等においても感染が複数確認され、家畜伝染病予防法(注2)に基づき、鶏、うずら等の殺処分等の防疫措置が行われました。
これを受け、協議会では、経営再建策の1つとして速やかな財政支援が重要であるものと捉え、広域的に防疫対策等を行っている埼玉県に対し、独自の支援策を講じていただくよう、令和5年3月10日付けで、要望書を提出いたしました。
注1:鳥インフルエンザは、A型インフルエンザが引き起こす病気です。
病原性やウイルスの型によって、「高病原性鳥インフルエンザ」、「低病原性鳥インフルエンザ」などに区別されていますが、家きん(鶏等)で「高病原性鳥インフルエンザ」が発生するとその多くが死んでしまいます。
注2:家畜伝染病予防法は、家畜の伝染性疾病の発生の予防及びまん延防止について定めた法律です。
「高病原性鳥インフルエンザ」等が発生した場合、家畜伝染病予防法に基づき、家きんの殺処分、焼却又は埋没、消毒、移動制限などの防疫措置が実地されます。
令和4年度 鳥インフルエンザの発生状況について (令和5年2月22日時点)
1 全国の農場等において、25道県76事例の発生が確認されている
発生日 |
発生場所 | 種類 | 飼養羽数 | 防疫措置(殺処分・消毒等)完了日 |
---|---|---|---|---|
令和4年12月17日 | 養鶏場 (深谷市) |
採卵鶏 | 約19.4万羽 | 令和4年12月23日 |
令和4年12月30日 | 養鶏場 (狭山市) |
採卵鶏 | 約13万羽 | 令和5年1月3日 |
令和5年1月26日 | 家きん農場 (行田市) |
うずら | 約3,000羽 | 令和5年1月26日 |
令和5年2月1日 | 家きん農場 (日高市) |
うずら | 約14.9万羽 | 令和5年2月2日 |
要望書提出者
埼玉県西部地域まちづくり協議会
問い合わせ
産業経済部農業振興課
電話:04-2998-9158