オリンピック・レガシーとして新たな交流を開始 イタリア共和国ティエーネ市からの招聘をうけ訪問(7月15日発表)
更新日:2022年7月15日
概要
藤本正人 所沢市長は、イタリア共和国ティエーネ市を訪問し、今後の両市の文化・芸術等の交流を続けていくため、相互に連携していく覚書を交わしました。
東京オリンピック2020大会において所沢市がイタリア共和国のホストタウンとなったことを契機に、航空関連にゆかりのある共通点などからティエーネ市より交流の打診があり、それをうけて実現したものです。
今回は6月30日(木曜)から7月6日(水曜)にかけて、市長ほか職員3名で同市との交流に向けて初めての訪問となりました。
両市の間で取り交わされた覚書は、「両市民間、両市の諸団体間の交流促進を図り、ツーリズム・文化・芸術・歴史・スポーツ・経済などの各分野で交流と相互理解を深め」ることなどが盛り込まれており、今後これに基づいて、両市はオリンピック・レガシーとして次世代へつながる取り組みを進めます。
訪問中はティエーネ市役所でセレモニーが行われたほか、地元経済団体との交流、フェラリンの生家や市内の施設(ティエーネ城、美術館)、さらにカプローニ航空博物館(トレント市)、複葉機製造工場(バッサーノ・グラッパ市)などを視察しました。フェラリン飛行場(ティエーネ市)では飛行機の展示飛行なども行われ、盛大に迎えられました。
今後は、ティエーネ市長を所沢市に招待するなどし、相互の交流を一層進めます。
イタリア共和国ティエーネ市
- ヴェネト州ヴィチェンツァ県にある人口約2万3,000人の基礎自治体
- ティエーネ市長:ジャンアントニオ・ミケルージ
- 1920年にローマ・東京間飛行を成功させたパイロット・アルトゥーロ・フェラリン中尉の出身地で航空と関わりが深い
- 2021年にローマ・東京間飛行100周年を盛大に祝う記念事業を行った
- アルトゥーロ・フェラリン中尉は、宮崎駿監督の映画「紅の豚」に登場するフェラリン少佐のモデルとなった人物
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