国登録有形文化財「秋田家住宅」を特別公開します

　中心市街地に残された数少ない歴史的建造物で、「綿（めん）糸（し）」を商った商家の建物です。織物の取引で栄えた明治時代の所沢の景観を今に伝えています。平成28年に国の登録有形文化財に登録されました。個人所有であり、通常一般公開は行っておりませんが、この度、特別公開します。

令和4年7月30日（土曜）午前10時から午後3時30分

秋田家住宅（寿町29-7）

・入場無料、事前申込制
・往復はがきに、住所、氏名（1通あたり2名まで）、電話番号、下記の時間帯から第3希望まで記入　
（1）午前10時　（2）午前10時45分　（3）午前11時30分
（4）午後1時　　（5）午後1時45分 　（6）午後2時30分
・定員は各回10名の計60名、申込者多数の場合は抽選

・申込締切：令和4年7月12日（火曜）必着

　大正時代に皇族の宿泊にも用いられた離れは、今回、夏仕様の簀（す）戸（ど）に替えられ、付（つけ）書院（しょいん）では水の中で泳ぐ鯉の透かし彫りが見られます。また、建物の中にある内（うち）蔵（ぐら）では、かつて中心市街地に存在した商家を紹介する地図や、町場の地形ジオラマの展示をします。

教育総務部文化財保護課　
電話：04-2991-0308