根古屋城跡
更新日:2019年3月7日
山口地区の勝楽寺にある城跡で、狭山丘陵の尾根の先端に築かれ、特に南側からの攻勢に対処する構造になっています。「根古(小)屋」は城下の集落を指し、城は有事の際に立てこもる要害となりました。城跡は、東西220メートル、南北220メートル、面積48400平方メートルの多郭式山城です。
室町時代に山口氏によって築造された本郭と二の郭が中核となり、戦国時代に北条氏によって東郭と出郭が設けられるとともに、堀を深くするなど、城として整備されていったようです。
郭・土塁・空堀などの遺構が、ほぼ完全な姿で保存されている稀少な城跡ですが、山口貯水池(狭山湖)区域内に属し、東京都水道局管理のため見学はできません。
【指定年月日】昭和17年3月31日
注釈:こちらの文化財所在地については、都合により記載しておりません。
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根古屋城跡
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