【動画】取り分けて作る離乳食(吾妻公民館)
更新日:2021年10月8日
【動画】取り分けて作る離乳食のレシピと動画
- 取り分け離乳食とは
離乳食も1日2回、3回と進んでいくと、大人の食事と別に作るのも手間になってきます。基本の野菜スープを使って、大人の食事から取り分けけて作るテクニックで離乳食作りを楽しみましょう。吾妻公民館の主催講座「初めての子育て講座」の中の「取り分けて作る離乳食」の動画を作りましたので、参考にしてみてください。
初期の離乳食
中期の離乳食
後期の離乳食
初期 | 中期 | 後期 |
---|---|---|
大人 | 大人 | 大人 |
ごはん |
ごはん |
ごはん |
離乳食初期 | 離乳食中期 | 離乳食後期 |
10倍がゆ |
7倍から5倍がゆ |
5倍がゆから軟飯 |
レシピなどをダウンロードできます
おかゆ、基本の野菜スープ、豆腐ハンバーグなどのレシピ(全4ページ)(PDF:167KB)
離乳食について・気を付けたい食品など(全2ページ)(PDF:137KB)
離乳食の作り方を動画で紹介しています
基本の野菜スープ(すべての時期の離乳食から大人の献立まで使えます)
出来上がったスープは製氷機で冷凍しておくと便利です。野菜も小分けにして冷凍できます。
材料
にんじん 3分の1本
たまねぎ 6分の1個
大根 2センチメートル
キャベツ(芯など)
水 5カップ
昆布 3センチメートル角
作り方
- 昆布はぬれふきんでさっと拭き、なべに分量の水と昆布を入れ、しばらくつけておく。
- にんじんは、縦6等分に切る。
- たまねぎは、1センチメートル幅のせん切りにする。
- 大根は、皮をむいて横半分に切り、縦3等分に切る。
- にんじん、たまねぎ、大根、キャベツの芯や大根の皮等を入れ、アクをすくいとりながら柔らかくなるまで煮る。
注記:崩れやすいので、じゃがいも、さつまいも、かぼちゃは、別にゆでた方がスープがにごらない。
【動画】離乳食初期(5か月から6か月)から大人まで
レシピ動画 9分43秒
献立
大人の献立
- ご飯
- 豆腐ハンバーグきのこあんかけ
- 小松菜サラダ
- 大根と卵のスープ
赤ちゃんの献立(初期)
- 10倍がゆ(おもゆからつぶがゆ)
- にんじんのマッシュ
- 小松菜と豆腐あえ
- 野菜スープ(澄まし)
大人の献立の作り方
豆腐ハンバーグきのこあんかけ(大人)
材料 2人分
豚ひき肉 150グラム
鶏ひき肉 100グラム
たまねぎ 4分の1個(たまねぎは、みじん切りにして、耐熱ボールに入れ、ふんわりラップをかけて電子レンジ(600ワット)で2分間加熱し、かき混ぜて冷ましておく)
木綿豆腐 4分の1丁(豆腐はペーパータオルに巻いて、皿などで押しをして水をきっておく)
パン粉 大さじ3
卵 1個
塩 小さじ2分の1
しょうゆ 小さじ1
油
あんかけの材料
取り分けたにんじん 1センチメートル
生しいたけ 2枚
しめじ 4分1株
赤色かまぼこ 30g
しょうゆ 大さじ1と2分1
みりん 大さじ1
さとう 大さじ1
かたくり粉 小さじ1
溶き水 小さじ2
基本のスープ 150ミリリットル
作り方
- 中期は、赤ちゃんの鶏ひき肉を取り分けておく。ボールにひき肉を入れ塩をしてよく練り、たまねぎ、豆腐、パン粉、しょうゆ、卵を入れてよく混ぜる。後期はここで赤ちゃんの分を取ってから、2等分してボールにまとめ、両手でキャッチボールをしながらハンバーグたねの空気を抜き、小判型に成形し、中心部をくぼませておく。
- フライパンに油を熱し、1.を入れて焼き、焼き色がついたら裏返して、ふたをして弱火で蒸し焼きにする。竹串でさして透明の汁が出てきたら出来上がり。注記:後期食の赤ちゃん分は、オーブントースターで10分ほど焼く。一緒にフライパンで焼いてもいいが、小さいので焦がさないように注意する。
- 鍋に基本のスープ、さとう、しょうゆ、みりんを入れて煮立て、にんじん、しいたけ、しめじ、かまぼこを入れ、柔らかくなったら水溶き片栗粉でとろみをつける。
- ハンバーグに3.のあんをかける。(赤ちゃんにはにんじんとあんだけをかける)
小松菜サラダ(大人)
材料 2人分
小松菜 2分の1束(3から4株)
にんじん(ここでは基本の野菜スープのにんじん) 2センチメートル
ホールコーン 大さじ3
ベーコン 2枚
ドレッシング 2人分(市販のしょうゆドレッシングでもよい)
サラダ油 大さじ1
ワインビネガー(酢) 大さじ1
しょうゆ 小さじ2
さとう 小さじ1
白すりごま 小さじ1
練りからし 少々
塩 小さじ4分の1
こしょう 少々
作り方
- 小松菜は、根を切り取り水洗いし、(根もとに土がついているので、よく洗い流す)2センチメートルくらいの長さに切る。
- 鍋に湯を沸かし、塩少々を加え1の小松菜を入れて、3分程度ゆで、冷ましておく。ゆでた小松菜は、水を絞ったら、しょうゆ小さじ1程度をまぶして下味をつける。(注記:後期離乳食に取り分ける)
- 基本の野菜スープのにんじんをせん切りにする。
- ベーコンは、5ミリメートル幅のせん切りにし、弱火にかけたフライパンに入れて、カリカリになるまで炒め、キッチンペーパーで油分をきっておく。
- ドレッシングの調味料を合わせておく。
- 小松菜の水気をよくしぼり、にんじん、ホールコーン、4のカリカリべーコンとともに5のドレッシングで和える。
大根と卵のスープ(後期・大人)
材料 2人分
基本の野菜スープ 2カップ
基本の野菜スープの大根 2センチメートル
卵 1個
しょうゆ 小さじ1
塩 小さじ2分の1
かたくり粉 小さじ1
水 小さじ2
(鶏ガラスープ 適宜)
作り方
- 大根は短冊切りにする。
- 基本の野菜スープに大根を入れて火にかけ、しょうゆ、塩で味付けをする。
- 沸騰したら水溶きかたくり粉を入れ、割りほぐした卵を糸状に流し入れ、ふんわりしたら火を止める。
- 赤ちゃん分(後期)を盛り付けてから、大人は味を見てガラスープなどで味を調える。
赤ちゃんの献立の作り方
小松菜と豆腐あえ(離乳食初期)
材料
すりつぶした小松菜 小さじ1くらい
豆腐 4センチメートル角
作り方
小松菜を柔らかくゆで、すり鉢ですりつぶす(小さじ1くらい)。豆腐(4センチメートル角)も入れてすりつぶし、鍋に入れて野菜スープと一緒に煮る。
にんじんのマッシュ(離乳食初期)
基本の野菜スープのにんじんをすり鉢(熱湯消毒)ですりおろし、スープ少々をいれてドロドロ状にする。
野菜スープ(離乳食初期)
基本の野菜スープの澄ましを冷まして添える。
【動画】離乳食中期(7か月から8か月)から大人まで
レシピ動画 9分42秒
献立
大人の献立
- ご飯
- 豆腐ハンバーグきのこあんかけ
- 小松菜サラダ
- 大根と卵のスープ
赤ちゃんの献立(中期)
- 7倍から5倍がゆ
- 鶏肉だんごの野菜煮
- 野菜スティック
- 野菜スープ
鶏肉だんごの野菜煮(離乳食中期)
鶏ひき肉15グラムに豆腐ハンバーグに入れる水を切った豆腐を小さじ1、野菜スープのたまねぎを細かく刻んで小さじ1程度とかたくり粉少々入れ、だんご状にし、熱湯でゆでる。
野菜スープの中の野菜、にんじん、たまねぎ、大根を取り出して刻み、野菜スープで煮、しょうゆ少々で味付けし、水溶きかたくり粉でとろみをつけ、ゆでただんごと和える。
野菜スティック(離乳食中期)
基本の野菜スープのにんじんと大根を手づかみ食べできるようにスティック状にする。
野菜スープ(離乳食中期)
基本の野菜スープの澄ましを冷まして添える。
【動画】離乳食後期(9か月から11か月)から大人までのレシピ
レシピ動画 7分51秒
献立
大人の献立
- ご飯
- 豆腐ハンバーグきのこあんかけ
- 小松菜サラダ
- 大根と卵のスープ
赤ちゃんの献立(離乳食後期)
- 5倍がゆから2倍がゆ
- 豆腐ハンバーグ
- 小松菜煮
- にんじんスティック
- 大根のかきたま汁
豆腐ハンバーグ(離乳食後期)
- 大人のハンバーグのたねから赤ちゃんの分を取り分けて、両手でキャッチボールしながらハンバーグのたねの空気を抜く。小判型に成形し、中央部をくぼませておく。
- オーブントースターで10分ほど焼く。(フライパンで焼いてもいいが、小さいので焦がさないように注意する)
- きのことかまぼこを除いたあんを取り出し、少し薄めてハンバーグにかける。
小松菜煮とにんじんスティック(離乳食後期)
ゆでた小松菜の葉の部分を基本の野菜スープで柔らかく煮てしょうゆ少量で調味する。
基本の野菜スープのにんじんをスティック状にする。
大根のかきたま汁(離乳食後期)
大人と同じです。
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