2.マタニティーブルーってなあに?~ひとりでがんばらないで~
更新日:2024年4月1日
マタニティーブルーってなあに?
産後3から10日目くらいから、わけもなく涙がでたり、気持ちが落ち込んだり、イライラしたり等の変化がおきますが、通常1から2週間で自然に治まります。マタニティーブルーは、一時的な気分の変動で、病気ではありません。産後に約8割のお母さんが経験します。
妊娠中に盛んだったホルモンの分泌が、出産後急激に減ります。その変化に体が戸惑っているところへ、授乳による睡眠不足、慣れない赤ちゃんのお世話による疲れ、赤ちゃんを育てるプレッシャーなどが追い討ちをかけ、気分が落ちこんでしまうのです。
がんばりすぎないで、上手に手抜き・息抜きしましょう!
- まずはからだを休めましょう。
- 家事も育児もほどほどを心がけましょう。
- “今できなくても時間がたてばできるようになる”とポジティブな考えを持つようにしましょう。1から2か月ほどたてば、赤ちゃんのいる暮らしになれて、自分なりのペースが見つかります。
- 短くてもいいから自分のリラックス時間をつくりましょう。
- 1人で背負い込まずに、夫や家族、サービス等に助けてもらいましょう。
こんなときは相談しよう!
食欲がない、眠れない、赤ちゃんのお世話がおっくうになる等の症状が2週間以上続いたり、症状がひどくなっていくような場合は、「産後うつ病」かもしれません。
マタニティブルーを経験したお母さんの約1割程度が、産後うつ病になるとも言われています。多くは産後3から6か月以内に生じます。早めに治療を受けて、軽いうちに治すことが何より大切です。「いつもと様子が違う」と周囲が気づく場合もあります。
1人で悩まず、早めに、まずは産婦人科や小児科医、または専門医(心療内科や精神科等)に相談しましょう。
また、概ね生後2か月の乳児がいるすべての家庭に、助産師や保健師、看護師が、新生児訪問やこんにちは赤ちゃん訪問に伺います。そのときにご相談することもできます。
お問い合わせ
所沢市 こども未来部 こども家庭センター
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