猛毒『カエンタケ』にご注意ください!

更新日:2022年11月24日


猛毒『カエンタケ』

ご注意を!

近年埼玉県内において、カシノナガキクイムシによる樹林地のナラ枯れ被害が広まってきております。
当市においても既に確認されており、対応についての検討を重ねているところです。
ナラ枯れが発生した樹林では、被害発生時または数年後に猛毒性の『カエンタケ』が多く発生することが確認されております。
令和4年7月に、狭山保健所管内でカエンタケが確認されました。
触れるだけでも危険な有毒のキノコですので絶対に触らないで下さい。特に、小さなお子様には近づけさせない様ご注意下さい。また、ペット等にも障害がありますので近づけさせない様ご注意ください。

『カエンタケ』の特徴

カエンタケは、ボタンタケ科トリコデルマ属の有毒のキノコです。
ナラ枯れの枯死木付近で発見されることが多いですが、なぜカエンタケが多く発生するのか、現在のところ関連性は明確になっていません。

形状

表面はオレンジ色から赤色。
細長い円柱状または棒状で、土から手の指が出ているように群生または単生する。
中は白くて硬い。

発生時期

夏から秋

発生場所

ブナ・コナラなどナラ類などの広葉樹林の地上に群生して発生する。
間違えやすい食用キノコ   ベニナギナタタケ(シロソウメンタケ科ナギナタタケ属)
症状

食後30分から、発熱・悪寒・嘔吐・下痢・腹痛・手足のしびれなどの症状を起こす。
2日後に、消化器不全・小脳萎縮による運動障害など脳神経障害により死に至ることもある。

毒成分

トリコテセン類:毒性はとても強く、食べても、触っても毒である。
(薬用と勘違いして、酒に浸して飲んで中毒が起き、死亡した例がある。)


(引用:厚生労働省HP 自然毒のリスクプロファイル)

発見したら

もし、樹林地で『カエンタケ』、もしくは類似したキノコを発見した場合、所沢市みどり自然課までご一報いただきますようお願いいたします。

お問い合わせ

所沢市 環境クリーン部 みどり自然課
住所:〒359-8501 所沢市並木一丁目1番地の1 高層棟5階
電話:04-2998-9373
FAX:04-2998-9195

a9373@city.tokorozawa.lg.jp

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