旧台徳院霊廟勅額門、丁子門及び御成門

更新日:2019年10月13日

 旧台徳院霊廟勅額門きゅうたいとくいんれいびょうちょくがくもん丁子門ちょうじもん及び御成門おなりもんは、寛永9年(1632年)に芝の増上寺内に建立された、徳川幕府2代将軍徳川秀忠の霊廟の門です。 
 台徳院霊廟は、昭和20年の空襲で大部分が焼失しましたが、勅額門・惣門・丁子門・御成門の4棟は戦火を免れました。昭和38年に、惣門を除く3棟が所沢市上山口のユネスコ村に移築され、現在の所在地は、狭山山さやまさん不動寺ふどうじ境内となっています。なお、残る1棟の惣門は、東京都港区芝公園に現存します。

【指定年月日】昭和5年5月23日
【所在地】所沢市上山口2213番地(狭山山不動寺内)

勅額門

 勅額門ちょくがくもんは、台徳院霊廟の入口にあった門です。門の正面に後水尾ごみずのお天皇の勅額を掲げてあるので、勅額門ちょくがくもんと呼ばれています。

丁子門

 丁子門ちょうじもんは、台徳院霊廟から崇源院霊牌所すうげんいんれいはいしょへの通用門でした。崇源院は、2代将軍徳川秀忠夫人のことで、一般にはごうとして知られています。

御成門

 御成門おなりもんは、将軍参詣に使われていた門です。飛天の彫刻や絵画が多く描かれ、朝鮮渡来の天人門といわれます。

狭山山不動寺のご案内

所在地

所沢市上山口2214番地

交通アクセス

西武狭山線/山口線「西武球場前」駅下車 徒歩約1分

お問い合わせ

所沢市 教育委員会教育総務部 文化財保護課
住所:〒359-0042 所沢市並木六丁目4番地の1
電話:04-2991-0308
FAX:04-2991-0309

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