胃がん検診【胃部内視鏡検査】(令和6年度)
更新日:2024年3月7日
令和6年度から検診受診までの流れが変わります。詳しくはこちら。
胃がんは年々減少傾向にありますが、部位別のがん死亡数では3位に位置しています。
一方で、早期に発見できた場合の生存率は98パーセントを超えており、無症状のうちに早期のがんを発見し、治療することがとても重要です。
胃がん検診の種類
検査方法毎に対象年齢や費用等が異なります。ご確認の上、受診をご検討ください。
なお、同一年度内に内視鏡検査とエックス線検査の重複受診はできませんので、ご注意ください。
胃部内視鏡検査
- 先端にカメラのついた細いチューブ(内視鏡)を口または鼻から挿入し、胃内部の様子を観察・撮影する検査です。医師の判断により保険診療として生体検査を行う場合もあります。
- バリウム(造影剤)と発泡剤(胃をふくらませる薬)を飲み、胃の中の粘膜を観察するエックス線検査です。
- 検査の精度を維持するために、数回、素早く左右にからだを回転させ、胃壁にバリウムを十分付着させる必要があります。
- 医師の診察はありません。
- 胃部エックス線(バリウム)検査の詳細はこちら
バリウム検査の注意点
検査の副作用として、バリウムの誤嚥(肺炎などになることがあります)や便秘があります。ごくまれに便秘等で消化管内にバリウムが停滞することにより、消化管穿孔(腸に穴があく)、腸閉塞(腸にバリウムがつまる)、腹膜炎などを起こすことがあります。
高齢になると、腸の機能が落ちてバリウムが排泄しにくくなりますので、ご心配な方は医療機関もしくは保健センターに事前にご相談ください。
内視鏡検査(個別検診)の詳細
対象者
所沢市に住民登録がある50歳以上の方(昭和50年3月31日以前に生まれた方)
令和5年度に市の内視鏡検査を受診していない方のみ受診できます。
検診間隔
2年度に1回
検診費用
2,000円
市民税非課税世帯(世帯員全員が非課税)に属する方、生活保護法による非保護世帯に属する方で証明書を提示された方は検診費用が免除されます。詳細は下記をご確認ください。
実施期間
令和6年5月下旬から令和7年2月末まで
検診実施会場
市内協力医療機関
検診実施医療機関は受診券同封の冊子をご確認ください。
受診方法
検診費用が免除となる方
市民税非課税世帯(世帯員全員が非課税)に属する方、生活保護法による非保護世帯に属する方で証明書を提示された方は検診費用が免除されます。
(1)生活保護法による被保護世帯に属する方
→令和6年度中に発行された生活保護受給証明書
(2)市民税非課税世帯(世帯員全員が非課税)に属する方
→令和6年度(令和5年中所得)の市県民税所得課税証明書
令和6年度の検診でお使いいただける市県民税所得課税証明書は、令和6年6月から取得可能です。
市県民税所得課税証明書についてはこちら
注意:市県民税所得課税証明書は保健センター検診用と赤色で押印された証明書のみ有効です。
検診を受診されるご本人様名義の証明書をお取りください。
複数の検診を受診される場合でも、一部で結構です。
次に該当する方は受診できません
内視鏡検査
- 咽頭・鼻腔などに疾患があり、内視鏡の挿入ができない方。
- 呼吸不全のある方。
- 急性心筋梗塞や重篤な不整脈等の心疾患がある方。
- 出血傾向(血が出やすく止まりにくい)のある方。
- 収縮期血圧が極めて高い方(医師が判断します。)
内視鏡検査・胃部エックス線(バリウム)検査共通
- 検査前に飲食をした方。
- 妊娠中、または妊娠の可能性のある方。
- 授乳中の方。
- 入院中の方。
- 胃を全摘出されている方。
- その他、疾患や当日の体調等により安全上検査が困難と判断した場合は、検診をお断りする場合があります。
他の医療機関で受診する機会のある方
- 勤務先等の健康診断でがん検診の機会がある方。また、1年以内に医療機関で同等または同等以上の検査を受けた方。
- 胃がんになったことのある方で、医療機関において経過観察中の方。また、自覚症状がある方。
- 胃に関して、定期的に診察や検査を受けている方。また治療中の方。(ピロリ菌除菌中の方も含みます。)
- がん検診の結果、要精密検査が必要と判断された方で、まだ精密検査を受けていない方。
お問い合わせ
所沢市 健康推進部 保健センター健康管理課
住所:〒359-0025 所沢市上安松1224番地の1
電話:04-2991-1811
FAX:04-2995-1178