所沢市有形文化財に2件の新指定!「小茂田青樹写生画」「山口城跡出土木製塔婆」(5月10日発表)
更新日:2022年5月10日
概要
令和4年5月2日、所沢市有形文化財として、新たに『小茂田青樹写生画』(絵画)と、『山口城跡出土木製塔婆』(考古資料)を指定しました。
小茂田青樹写生画(7点)
小茂田青樹(1891年-1933年)は、大正から昭和初期の画家で、一時期を金乗院(所沢市大字上山口2203)で過ごしました。日本美術院展覧会(院展)に落選後の失意の中から、再起を目指した頃、金乗院に滞在し、金乗院の当時の姿や、狭山湖に沈んだ勝楽寺村の景色を想起させる作品もあり、美術的・歴史的にも貴重な資料です。
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山口城跡出土木製塔婆(2点)
山口城跡は、室町時代から戦国時代にかけて山口氏が居城としていた城跡です。この木製塔婆は、第8次発掘調査により出土したもので、石造塔婆が主流を占める中世の塔婆資料としては、類例が少ない貴重な資料です。
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なお、今回の指定により、所沢市指定文化財の総数は計92件となります。
問い合わせ
教育総務部文化財保護課
電話:04-2991-0308