9月の出来事

脱炭素社会の実現をテーマに開催された所沢市ゼロカーボンシティ・シンポジウム。環境教育インストラクターのマリカ先生、NHKエンタープライズの堅達京子（げんたつきょうこ）さんら専門家の講演に続き、所沢高校・所沢北高校の生徒が、脱炭素社会実現に向けた提言を発表しました。さらに、最後の「脱炭素社会を実現するために最も大事なこと」をテーマに来場者に話を聞くプログラムでは、世代も立場も様々な意見が発信されました。

市内の生き物や、みどりの魅力・取り組みにまつわる企画展示「トコロの森ミュージアム」が開催されました。雑木林の再現や、市内で見られる動物の剥製や昆虫の標本、鳴く虫など様々な展示を行いました。来庁したひとは、魅力ある展示に吸い寄せられ、目や耳で楽しんでいました。また、同時にみどりのカーテンコンテストも行われ、訪れた人は、応募された朝顔やゴーヤの写真を見て、お気に入りのカーテンへ投票していました。

航空記念公園で、2日間に渡り空飛ぶ音楽祭2023が開催されました。所沢にゆかりのあるアーティストのステージや日ごろの成果の発表となるアマチュアのライブまで、バラエティに富んだ音楽が会場を盛り上げました。音楽に乗って踊りながら楽しむ人や、芝生の上でのんびりとくつろぎながら眺める人、出店を楽しむ人など、自由な雰囲気の中、各々が楽しんでいました。
撮影：市民カメラマン・久保純子

里山の美しい自然が多く残っている糀谷八幡湿地で、三ケ島小学校の5年生が稲刈り体験をしました。この稲刈り体験は、昨年度に引き続き、糀谷八幡湿地保存会の協力のもと開催されました。最初に鎌の使い方を教えてもらい、真剣な表情で稲刈りに取り組む子どもたち。手や足を泥で汚しながら、沢山の稲を刈ることが出来ました。最後は刈り取られた稲をずらりと並べて干しました。
撮影：市民カメラマン・滝島利男

9月28日開催の所沢市ゼロカーボンシティ・シンポジウムでは、所沢高校・所沢北高校の生徒が、脱炭素社会実現に向けた提言を発表します。この日、発表を間近に控えた生徒らが、環境分野で活躍するユースアクティビスト（若手活動家）と発表内容について意見交換を行いました。「関心のない人をいかに巻き込むか」「危機を感じてもらうにはどのように表現すべきか」など活発な議論で、高校生らは発表へのヒントを得ていました。

所沢航空記念公園内に、見慣れない囲いが出現。近づくと、そこには見事な砂像が。
ところざわサクラタウンを運営する株式会社KADOKAWAが埼玉県や所沢市との連携協定に基づき、文化芸術による地域振興活動の一環として制作されたもの。作家は、国内外で活躍する保坂俊彦氏。取材中通りかかった家族から「すごい、初めて見ました！」と感動の声が聞かれました。展示は9月24日頃まで。是非実際に細部の美しさをご覧下さい。

ミス・ワールド・ジャパン2023埼玉代表に選ばれ、10月の日本大会への出場が決定した小栗さんが、市役所を訪れました。
大学時代は日本大学芸術学部（所沢キャンパス）に通い、現在は会社員として勤務する傍ら、プロチアダンサーとしても活躍。
「スポーツ応援に限らず、高齢者施設などを訪れ社会貢献を行い、たくさんの人に元気を届けたい。そのために影響力のあるミスワールド日本代表を目指します」と語ってくれました。

所沢市民体育館開館20周年記念事業として、全年齢を対象として「市民体力テスト」が行われました。握力計測、上体起こし、長座体前屈、反復横跳び、20メートルシャトルラン等様々なテストが行われ、老若男女問わず多くの人が参加しました。さらに日本代表であり、所沢市ゆかりのアスリートである、陸上競技の佐藤拳太郎選手とドローンレースの上関風雅選手も訪れ、会場を盛り上げました。
撮影：市民カメラマン・石井　將太郎

8月13日の同イベントが台風で中止となり、前回のリベンジとして開催されました。夕方に盆踊りが始まると、徐々に踊る人が集まりだし、あっという間にやぐらの周りが人であふれていました。厳しい残暑の中、力強く笑顔で太鼓を叩き続ける奏者の姿に感服の一言。途中に「子ども太鼓体験」も行われ、子どもたちも思い思いに太鼓を叩きました。響き渡る太鼓の音色が夏の終わりを彩っていました。
撮影：市民カメラマン・斎藤賢司