今、流行している感染症は?

更新日:2025年5月8日

このページは、埼玉県感染症情報センターが公表しています『感染症発生動向調査』の一部を抜粋し、ご紹介しています。


『感染症発生動向調査』とは?(外部サイト)
感染症の予防とまん延防止の施策を講じるため、感染症情報を医療機関から収集し、その内容を分析、公表する事業のことです。
平成11年4月から施行の「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」に定められています。この法律は一部改正され、対象疾患の追加と、類型の見直しが行われています。

現在の感染症流行状況

発令されている感染症流行警報や流行注意報

伝染性紅斑でんせんせいこうはん(リンゴ病)

注目すべき感染症

詳細を確認したい場合は、定点医療機関向け 還元情報の最新版をご覧ください。

百日咳ひゃくにちせき

百日咳(外部サイト)は、全数把握対象疾患(医師の届出が義務付けられている感染症)です。
報告数は103件(第17週以前に診断された患者も含まれます)で、前週と比較して大きく増加し、1 週間の報告数としては、百日咳が全数把握 対象疾患に指定された2018 年以降最多となりました。
年齢階級別の患者数では、10~14 歳が最も多く、全体の約47%となりました。
2025年の累計は429件です。2024年年間発生件数の172件を超えています。

百日咳年齢別の診断数のグラフ
本グラフは、埼玉県衛生研究所で受理したものを診断日を基準に集計したものです。発生報告数とは異なります。

伝染性紅斑でんせんせいこうはん(リンゴ病)

伝染性紅斑の定点当たり報告数は2.14で、第14週を除き、第11週以降増加傾向にあり、今週は警報レベル開始基準値である2.00を上回りました。
注 定点当たりの報告数とは、対象となる感染症について、すべての定点医療機関からの報告数を定点数で割った値のことです。言いかえると1医療機関当たりの平均報告数のことです。

伝染性紅斑定点当たり報告数のグラフ

水痘すいとう(水ぼうそう)

水痘(外部サイト)の定点当たり報告数は0.94で、前週と比較して同水準でした。
過去4年の同時期と比較すると高い水準にあります。

水痘定点当たり報告数のグラフ

関連リンク

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