令和5年8月号 ゴリ山田 カバ男さん (マルチタレントシンガー) 

更新日:2023年11月24日

プロフィール

ゴリ山田やまだ カバ さん(市内出身)

所沢市公式マスコットのトコろんのテーマソングである「トコろん音頭」の歌手。
カバー楽曲だけでなく、所沢をテーマにした楽曲や、ディスコミュージックをメインとした
オリジナル楽曲も多く歌う。

所沢の路上から目指すは紅白! 歌で元気を届けます

 夕方の所沢駅。ロータリーに出ると、力強く澄んだ歌声が聞こえてくる。一日の仕事を終え、道行く人々の疲れ切った表情とは対照的に、はつらつとした表情で歌い上げる姿がある。「体と歌声、そしてCDがあれば歌にのせて元気を届けられるのが路上ライブの良さなんです。」と語るのは、ゴリ山田カバ男さんである。

 
 「小さい頃、学校のお楽しみ会で歌を褒められたことをきっかけに歌うことが好きになったんです。」と懐かしそうに当時のことを振り返る。卒業アルバムには将来の夢の一つとして「紅白歌合戦に出演すること」と書いていたという。
 アーティストとして本格的に活動を始めたのは、27歳の頃。 一度は企業の社員として働く日々を送るも、夢を叶えるために脱サラしその後9年間ほぼ毎日路上ライブを行っている。「路上ライブは歌声の編集ができず、ごまかしが効かない世界。難しいところもありますが、ありのままの自分を知ってもらうことが出来るんです。自分のことを良く知ってもらったうえで、ファンになってもらえることが路上ライブの醍醐味です。」と真剣な眼差しで語る。
 しかし、路上での活動は一筋縄ではいかない。熱心に歌声を聞いてくれるファンもいれば、妨害にあうこともあるという。さらに、数年前の新型コロナウイルスの流行も路上での活動に大きな打撃を与えた。「首都圏はほとんどロックダウン状態。当時は思うように路上での活動ができずに大変でした。」と表情を曇らせる。 そんな時、出会ったのがネットでの配信である。毎日欠かさず配信を行い、地道にファンとの交流やゴリ山田さんの音楽の魅力を伝え続けた。 配信をきっかけに、東北 関西 九州などの遠方からワンマンライブに来てくれるファンも増えたという。ひたむきに努力を続け、コロナ禍でのピンチをチャンスに変えることができるのもゴリ山田さんの魅力の一つだ。

  
 「歌には人を救う力があると思っています。苦しいときや悲しいとき、そんなときこそゴリ山田カバ男を思い出してほしい。そして、僕の歌を聴いて元気になってほしい。」そう語るゴリ山田さんの目は力強く輝いていた。 今年の冬に活動10年目を迎えるゴリ山田さんのまっすぐな歌声は今日も誰かに元気を届けていることだろう。今後の活動に目が離せない。

 
(取材:深町)
 

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